ファンリピート社のブログFR note

【2023年最新】Bubbleに新しく追加されたTable elementについて解説!

こんにちは。ファンリピートの鳴海です。

1ヶ月ほど前に新しく追加されたTableエレメントについて、公式から以下のように発表されており、私も少し触ってみてのレビューも今回記載していますので、よければご覧頂ければなと思います

Bubble Blog | What you need to k...
Introducing Bubble’s New Table Element It’s here. Read how tables work, how they differ from repeating groups, and when to use the two.
目次
「システムを短納期かつ低予算で作成したい」
ローコード開発に興味がある

Table elementの基本

前提としてこのエレメントを使用するには以下の条件があります。

  1. Bubbleのバージョンが21以上
  2. Responsive engine

バージョンは、Settings→Versionsタブでみれます。

Responsive engineは、対象ページのDesignを開いて、Responsiveタブで画像のように表示されていればOKです。

Repeating group elementとの違い

一見機能としてはRepeating groupと差分がないように思えますが、データや表形式で表示したい時においては、圧倒的に使えるエレメントだなと感じました。

Repeating groupとTable elementの違い

どちらともデータ表示においてのエレメントとしては同じですが、Table elementの相違点としては以下だと思います。

  1. 初期でヘッダーとなる列が入っている
  2. ヘッダーの上部固定
  3. 行や列の追加が容易に行える

初期でヘッダーとなる列が入っている

Tableエレメントを配置してみると、以下のようなElements Treeとなっています。

Row0という箇所がヘッダーを配置する行となっており、Row 1 でヘッダーに合わせた値を配置するようになっています。

ヘッダーの上部固定

Row 0のエレメントに搭載されているMake this row stickyをオンにすると、添付動画のように上部固定して、スクロールできます。

今までRepeating groupでは特にヘッダー固定できるような機能がなかったので、便利な機能だなと思いました。

行や列の追加が容易に行える

Repeating groupの場合はヘッダーとエントリー表示する際の列をそれぞれ複製し、列や行を追加していました。

Table elementではDesignタブで端をフォーカスすると、+アイコンが表示されるので、そちらを押下すると列を押下できます。

他にも列を選択したまま、右クリックを押すとオプションが表示されるので、Copy、Pasteで追加できます。

また列を選択したまま、並び替えることができます。

Table elementのデザイン

Table elementの各設定にまとめておきます。

テーブルの向き

水平方向

行単位で表示したい時に使えるレイアウトになります。

垂直方向

列単位で表示したい時に使えるレイアウトになります。

行数の設定

Set fixed number of repeating rowsという設定をオンにすると行数の設定が行えますが、オフにすると無限に表示することが可能になります。

高さや広さの設定について

高さや広さにおいては、基本的に表示するエントリーのサイズに合わせて、Table elementの内容がリサイズされるようになっています。一応セル単位で最大数値を設定できるので、もし最大の数値を設定したい時はRow 1(Repeating)で行いましょう。

Bubble Tableエレメントの実際の使用例

このことからTableエレメントは、注文情報や在庫管理というシステムやユーザーのフィードバックなどの表示をデータを一覧で表示する際に役立つのかなと思います。

フィードバック管理

ユーザーからのフィードバックを一覧で表示し、状態や対応状況を一目で見れるので、ヘッダー固定機能を活用することで、多数のフィードバックをスクロールしながらも、各項目のタイトルを常に確認できます。

注文管理

注文情報を一覧で管理し、注文の状態や発送状況などを更新する際にも、Tableエレメントが役立ちます。行や列の追加が容易なので、新たな情報項目が増えても迅速に対応できます。

在庫管理

商品の在庫状況や入荷予定など、在庫に関する情報を一覧で表示することで、在庫の状況をリアルタイムで確認できます。

このように、今後はBubbleのTableエレメントは多岐にわたる用途での使用が考えられると思うので、是非ともあなたのアプリケーション開発に活用してみてください。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。今後の使い方としてはCSVファイルで取得したデータの表示などが行えそうだなと思いました。

メンバーを募集中!

当社ではお客様に向き合い、お客様の事業成功にコミットをできる仲間を募集しています。

正社員、インターンから副業まで、幅広く採用活動を進めております。プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアとして当社のシステム開発業務に携わってみませんか?

当社と共に、業界トップを目指して挑戦したい方は未経験者から経験者まで広く募集しているので、ぜひエントリーをお待ちしています。

「システムを短納期かつ低予算で作成したい」
ローコード開発に興味がある
「煩雑なExcel管理から脱したい」
慣れ親しんだシステムを使って効率化したい
「大規模なシステム開発を行うためにPoCを行いたい」
「社内のDXを進めていきたい」
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社ファンリピートのアバター

株式会社ファンリピート

FRnoteは株式会社ファンリピートのメンバーによって運営されている社内ブログです。ノーコード・ローコードの技術ブログを始めとして、最新のIT技術、業務で役立つノウハウなど様々なトピックをまとめています。


目次
閉じる