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画像やテキストから3Dモデルを自動生成できるサイトMeshy試してみた

画像やテキストから3Dモデルを自動生成できるサイトMeshy試してみた

活用の幅が広がる生成AIですが、文章やプログラム、絵だけでなく3Dモデルの生成も可能なのをご存じでしょうか。今回は無料でAIによる3Dモデル作成ができるサイト「Meshy」を試してみたいと思います。

目次

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Meshyとは

Meshyはテキストや画像から 3D アセットを作成する3D 生成 AI ツールボックスです。

AIを利用することで以下の4つの方法でテクスチャと3Dモデルを作成できます。

  • テキストからテクスチャを生成
  • 画像からテクスチャを生成
  • テキストから3Dモデルを作成
  • 画像から3Dモデルを作成

無料で使用できますが、クレジットと作成したアセットの権利をMeshyが所有することになります。無料のFreeプラン、Pro、Max、Max Unlimitedの4つのプランがあり、有料プランではそれぞれ、主にクレジット数とタスク待機数に違いがあります。

以下に公式サイトに記載のプラン表を記載しています。

プラン名料金クレジット/月タスク待機数キュー優先度アセットの権利APIアクセスAIテクスチャ編集コミュニティモデルのダウンロードアニメーション
Free$02001限定的なキュー優先度CC BY 4.0ライセンスの下で提供利用可利用不可利用不可利用不可
Pro$20 /月1,00010標準的なキュー優先度アセットはプライベートでお客様所有利用可利用可利用可利用可
Max$60 /月4,00020最大のキュー優先度アセットはプライベートでお客様所有利用可利用可利用可利用可
Max Unlimited$120 /月4,000 + 無制限20最大のキュー優先度アセットはプライベートでお客様所有利用可利用可利用可利用可
表1. プラン毎の料金と機能

公式ドキュメントによれば、クレジットはMeshyで編集や生成で消費され、毎月1日0:00 (UTC)にリセットされます。

試してみる

Meshy
Meshy - Free 3D AI Model Generator Meshy is a 3D AI toolkit that helps to effortlessly transform text or images into 3D models in minutes.

にアクセスして、画面右上の「Start for Free」をクリックすると、メールアドレスを入力する画面が出てきます。GoogleアカウントやDiscordアカウントでもサインアップが可能です。

図1. Meshyにログイン

その後は職業や目的を聞かれるので答えれば、登録が完了します。

エディター画面に移り、AI ToolkitからAIでの作成ができます。左側のメニューにImage to 3Dというメニューがあるのでクリックしてみましょう。

図2. Meshyのメニュー
図3. Image to 3D

画像を添付すれば作成ができるようです。使用する画像は、背景が白かモノクロで正面を向いた1体が望ましいそうです。著作権、肖像権に注意して自分で用意した画像を使うようにしてください。

今回は、自分で描いた絵を用意して試してみます。

こちらの猫の絵を描いて使ってみました。

図4. 用意した猫のイラスト

アップロードしてCreateボタンを押すと時間はかかりますが、モデルが生成されます。クレジットは20消費されていました。

図5. 自動生成された猫のモデル

イラストを使用したため目元や身体に線が入ってしまいましたが、猫が生成できました。耳のとがり具合や大きさなどがイラスト通りになっていて、尻尾も正しい位置についていました。

図6. 尻尾も生成されている

手描きの画像は向いていないそうなので、無料で使えるChatGPTに直してもらい、再チャレンジしてみます。

図7. GPTが回答した猫のイラスト

少し顔立ちが違いますが、こちらの画像を使い同じようにアップロードしてやってみました。

図8. 作成された猫のモデル

顔を作るのが難しいのか、顔立ちは変わってしまいましたが、輪郭がかなり再現できています。

今度はテキストから、同じようなネコを作ってみます。

図9. テキストから作成されたモデル

しばらく待つと4つの案が生成されます。

生成されたものの中で、顔立ちがマスコットっぽいものは、手足が車輪になってしまいます。この場合のクレジット消費は5でした。

ほかのキーワードでの生成も試してみましたが、海外のツールのため日本らしいゆるいキャラクターの生成はできなさそうでした。

図10. 再試行した場合のモデル

モデルを簡単に動かしてみる

Adobeが提供しているMaximoでは3Dモデルファイルをアップロードし、関節を指定することで簡単に動かすために必要なボーンの生成をしてくれます。今回は、イラストから作成したネコにボーンをあてて動かしてみました。

図11. 動いている作成した猫のモデル

モーションが用意されているので、当ててみるとしっかり手足を動かして動作しました。

Blenderなどで個別に編集するより簡単で使いやすいツールです。

まとめ

画像から3Dモデル生成とテキストから3Dモデル生成を試しました。両方とも思い描いた通りのモデルを作成するのはこのままだと難しいですが、一から作成するのが億劫となるような複雑な構造や丸みが自動で生成できるのが魅力的に感じました。ここまで、読んでいただきありがとうございました。

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