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【文字生成もできる画像生成AI】Ideogram AIを徹底解説!

こんにちは! ファンリピートの井手です!
本記事では、先日ローンチされた画像生成AIである「Ideogram AI」について徹底解説していきます!

普段画像生成AIを利用する方にも、そうでない方にも有益な情報を多く掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください!

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はじめに

ideogram.aiとは

Ideogram AIとは、Ideogram社によって2023年8月30日にローンチされた画像生成AIです。

Ideogram社は元Google Brainの研究者らが立ち上げた画像生成AIのスタートアップであり、これまでの画像生成AIで問題となっていた「テキストがうまく生成できない」点を解消できるのではないかと、現在注目を集めています。

主な機能と特徴

画像生成の方法とそのプロセス

Ideogram AIを用いた画像の生成方法は非常に簡単で、画像の空欄にプロンプトを入力するだけで画像を出力できます。

また、「photo」のようにどの媒体を出力するかを指定する、縦横比を調整することも可能です。

生成された画像のサンプル

試しに、Starと書かれたTシャツ(英訳:T-shirt with “Star” written on it)を出力するよう入力したところ、以下の画像が出力されました。

このように簡単な文字列であれば、まるで実在するかのようなリアリティをもった画像を生成することができます。

ただし、文字がびっしりと書き込まれた物体や、文字主体の画像を正確に生成することは難しいようです。

以下がその例で、10個の単語からなるクロスワードパズル(Crossword puzzle consisting of 10 words)と入力して画像を生成したところ、クロスワードパズルとしては成り立たない画像が生成されています。

競合サービスとの比較

今回は、最も代表的な画像生成AIの一つでもある「Midjourney」を用いて比較していきます。

先ほどIdeogram AIに入力した「T-shirt with “Star” written on it」をMidjourneyに入力した結果がこちらです。

星が書かれたTシャツの画像が表示されましたが、Ideogram AIと比較するとワンパターンな印象を受けます。

また、人物の動きなどもIdeogram AIで出力された画像のほうが躍動感があり、映える画像を生成する上ではIdeogram AIが適しているように感じます。

Ideogram AI利用方法

アカウント作成やセットアップ方法

アカウントの作成は、以下3つの手順で完了させることができます。

①公式HPにアクセスし、アップする

以下リンクから公式HPにアクセスし、サインアップすることができます。

https://ideogram.ai/login

②利用規約を確認し、同意のチェックを入力する

③ハンドルネームを入力し、登録を完了させる

以上の手続きを完了することで、すぐに画像生成に取り掛かることができます。

Ideogram AIを使用する際の注意点

日本語のテキストを生成するのは困難

以下は「こんにちはと書かれたTシャツ(T-shirt with “こんにちは” written on it)」と入力して出力された画像ですが、日本語ではない言語が出力されています。

簡単な日本語であっても出力できないため、日本語が書かれた画像をIdeogram AIを用いて生成することは困難なようです。

ただし、先ほど比較に挙げたMidjourneyも同様に日本語の出力はできないため、Ideogram AIが特別劣っているというわけではなさそうです。

商用利用が禁止されている

2023年9月11日時点では、Ideogram AIは「個人的な非商業的使用にのみ使用可能」だと明記されています。
前述したMidjourneyやStable Diffusionらは条件を満たせば使用できるため、商用利用する際はそれらの画像生成AIを使う必要があります。

まとめ

これまで紹介したIdeogram AIの特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 他の画像生成AIと比較し、文字生成の精度では突出している
  • 文字がびっしりつめられた画像や文字が主体の画像は生成が困難
  • 2023年9月11日時点では、商用利用不可

これらのことから、Ideogram AIは「個人の範囲での使用、非営利の活動での使用」には非常に適しており、「商用利用する際はMidjourneyやStable Diffusionを使う」といったように使い分けをしていくことが重要だと言えます。

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