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バーチャルオフィスGatherが凄い【試験運用で感じたこと】

Gather紹介アイキャッチ
目次
「システムを短納期かつ低予算で作成したい」
ローコード開発に興味がある

初めに

こんにちは。ファンリピートの塙です。

今回はバーチャルオフィスGatherを使用してみて感じたことについて、Gatherについての説明も合わせて共有していきます。

弊社では試験運用中ではありますが、私自身かなり気に入って使用しております。

Gatherを導入しようか迷われている方や、Gatherってなんだろうって方はぜひ一読していただけると幸いです。

Gatherとは

Gatherとは、Gather Presence社が提供しているバーチャルオフィスで、オンライン上でのミーティングやコミュニケーションツールです。これにより、フルリモートの会社やリモートワーク、在宅勤務をする人々は、オフィスにいるかのような環境で仕事をすることができます。

Gatherの様子

主な機能としては、ビデオ会議(画面共有可)、チャットがあります。

アバターはカスタマイズ可能

バーチャル空間上で自身の役割を果たすアバター。アバターの様々なカスタマイズが可能で、自分らしさをアバターで表現することもできます。

Gatherのアバターの詳細設定

スペースも様々

業務を行う上でミーティングを行いたい時、複数人で作業を進めたい時、一方で一人で作業を進めたい時など、様々な状況があると思います。

gatherではそれら全ての状況に対応することが可能です。

まず、一人で作業を進めたい時には一人用のデスクで作業ができます。また、この時他のメンバーが近づいてベルを鳴らすことで相手に気づいてもらうことも可能です。

Gatherデスク画像

一方で、集中して作業を進めたい時にはfocusエリアに移動します。

ここへ移動することでメンバーに集中して作業を進めたいという意思表示が可能です。弊社ではgather以外のツール(google meetなど)でのミーティング中に移動するという使い方もしています。また、”Do not disturb”を使用することで他のメンバーとの会話をできなくすることも可能です。

Focusの座席

そして、ミーティングをしたい場合にはmeetingスペースで行います。gatherではアバターが5マス以内にいる場合には話している内容が聞こえるのですが、それ以上離れてしまうと聞こえなくなるという機能があります。(現実世界っぽくて面白い)しかし、ミーティングの際にそんなことが起きてしまっては、困るのでミーティングエリア内(正確にはprivate area)ではその中にいる人の声は全て聴こえるようになっています。

オフィスのカスタマイズ

Gatherではオフィスの机の位置や装飾は固定ではなく、そのレイアウトは自由です。自社のロゴを表示させたり、季節ならではの装飾も可能なためGather内のオフィスにも会社らしさを表現することができます。

オフィスのカスタマイズ

他の様々な機能も

Gatherには勤務中以外の目的でも使用できる機能があり、ボードゲームやゴーカートなど社内での交流を深めるための機能もあります。(ゴーカート意外と難しいです)

Gather ゴーカート

実際に使ってみて感じたこと

出社感

初めて使用した時に感じたことは、想像以上に出社感があるということでした。funrepeatでは現在フルリモートで業務を行っており、オフィスへの出社はありません。Gatherを導入する以前はslackを主に利用しておりました。しかし、slackでコミュニケーションは取れるものの、当たり前ですが自宅で作業している感覚が強かったです。正直この感覚だったことに気づいたのはGatherを導入してからでした。一度Gatherを使用してみると同じ空間に社内のメンバーがいる感覚がより感じられ、funrepeatという会社で働いているのだという感覚がより沸くようになったのです。

結局以前と働いている場所は変わらないし、Gatherの中で動くのはアバターなのだから、大袈裟ではないかと思われる方もいるでしょう。しかし、出社感を感じたのは事実です。

では、なぜなのか。

原因を私なりに考えてみたところ、

  • 1つ目はアバターの動きはその本人によって操作される
  • 2つ目はアバターが人の形をしている
  • 3つ目は相手に話しかけるためには相手に近づく必要がある

この3つの考えが浮かびました。

動きが本人によって操作されるため、多少なりともその人がその動きに反映されます。これにより、よりアバターにその人らしさを感じられます。また、2つ目ですが、人間は3つの点があるだけでも顔と認識してしまうほど騙されやすい生き物です。(シュミラクラ現象)3つの点だけでも顔と認識するのに、既に人の形をしていればそれは人に近いものとして認識されているのではないでしょうか。最後の話しかけるために相手に近づくという行為はわざわざオンライン上で行うなんて無駄のような気もしますが、逆にその無駄がオフィス内の移動を感じさせ、空間を感じやすくさせているのではないかと思います。

コミュニケーションの取りやすさ

Slackに比べてコミュニケーションが格段に取りやすくなりました。Slackでもチャットだけでなく、ハドルミーティングという機能で通話やビデオ会議を行うことができます。しかし、ちょっとした会話にはハードルが高く、相手へハドルミーティングに参加して欲しい旨をいちいちメッセージで送らなければなりません。一方、Gatherでは相手に近づくだけでいいのです。より、現実のオフィスでのコミュニケーションと似た方法が取れます。これにより、今まで実際に話せばすぐに解決する内容をいちいちチャットで体裁を整えて送る必要がなくなりました。これだけでもかなり業務の効率化に繋がっていると感じます。

社内のメンバーと打ち解けやすくなる

フルリモートで勤務をしていると、どうしても必要なこと以外は話すことが少なくなります。無駄話がないと言えばそれはそれで評価されるべき点かもしれませんが、チームとしての連携はしにくいのではないかと感じます。結局仕事は人と人での作業なのである程度メンバーと打ち解けていることより仕事が進めやすくなるという側面もあるのではないでしょうか。Gatherでは、業務内容にとらわれないコミュニケーションを広げるきっかけにもなります。

特に、ゴーカートなどのエンタメ要素もあることで勤務後に一緒にミニゲームをしたいというきっかけにもなり、実際に会わなくてもレクリエーションができることも魅力的です。

終わりに

いかがだったでしょうか。オンライン化が一気に進みオンラインでの作業をする機会というのはかなりここ数年で増えました。オンラインならではのメリットはたくさんあります。しかし、対面だからこそのメリットもたくさんあったのは事実です。そこでGatherを活用することでオンラインで作業しながらでも対面でのメリットの一部をオンライン上でも享受できるようになります。

Gatherは25名までは無料で利用することができます。この機会に試してみてはいかがでしょうか。

※弊社ではslackを使わなくなったわけではなく、slackも併用して業務を行っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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