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生成AIを使ったアイキャッチ画像作成

最近話題になっているAI。文章を打つだけで誰でも簡単に画像を作成することができます。しかし、生成された画像を使って何かを作る、という場面ではなかなか思い通りの画像が生成できないことがあります。

そこで、今回は私がこれまでブログのアイキャッチ画像を作成する際に AIを活用する中で得ることのできたtipsを紹介します。本ブログのアイキャッチ画像も同じ手順で作成しました!

ぜひ最後までご覧ください。

目次

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生成AIとは

生成AIは、大量のデータから新しいコンテンツを生成する人工知能の一種で、文章生成、音楽作曲、画像生成など多岐にわたる応用があります。特に画像生成では、DALL-EやStable Diffusionなどのモデルが注目されており、これらはテキストの指示に基づいて高品質な画像を生成できます。この技術は、クリエイティブな分野で新たな可能性を広げています。

また、ChatGPTのような対話型生成AIも重要な役割を果たしています。ChatGPTは自然な対話を生成する能力があり、カスタマーサポート、教育、エンターテインメントなど、多様な分野で活用されています。例えば、顧客対応の自動化、教育コンテンツの生成、インタラクティブな物語の作成などです。最近追加された新しいモデルgpt-4oでは画像生成の能力も向上しています。

Chat GPTを使った画像生成方法

Chat GPTでの画像生成はとても簡単です。

プロンプトに画像を生成して欲しい旨を入れるだけです。

スーツの着用や漫画風などイラストの特徴についても指示を出すことができます。

初めて画像生成を行った際にはこのクオリティの高さ、そしてレスポンスの速さに驚くと思います。

意図した画像の出力のしにくさ

色々な画像を生成させている間にだんだんと気づいてくることがあるかと思います。それは、ある程度単純な指示出しには対応してくれるが、より作成したい画像のイメージがある場合にその画像を作るのはなかなか難しいということです。

先ほどの画像の右上にスマホのアイコンを追加してみたいと思います。

これでは、こちらの意図と異なった出力になってしまっています。

chat GPTには画像の修正して欲しい箇所を指示できる機能もありますが、その方法でも上手くできませんでした。(右上を選択したのちにプロンプトを送信)

ではどのように対応するか

ここで提案したいのが、要素を分けて出力するという方法です。

一度に生成できないのならば別々に生成してしまって、後で合成します。

では、雲のイラストと飛行機のイラストを別々に生成し、それぞれの要素を合わせることで飛行機が空を飛んでいるイラストを作成してみたいと思います。

まず、雲のイラストを作成します。

続いて、飛行機の画像を生成します。

ここでポイントです。

  • 背景と似たイラストのタッチにする
  • 背景は単色を目指す
  • 色味も近づける(後から多少は画像編集で調整可)

いい感じのイラストが作成できました。

次にこのイラストをそのまま雲の背景に載せるわけにはいかないので、背景の削除を行います。

ここで背景を単色にしていたことにより背景の削除がやりやすくなります。

今回はフリーソフトPhotoScape Xを使って背景を削除していきます。

まず、PhotoScape Xでカットアウトを選択し、画像をドラッグ&ドロップします。続いて、マジック消しゴムを使って、背景部分をクリックします。

簡単な操作で背景が削除できました。

背景が削除できたら画像をPNG形式で保存します。

あとは画像を重ねるだけです。(Canvaを使いました)

飛行機のサイズや位置は自由に変更できるためカスタマイズし放題です。

参考にしたい画像がある場合

こんな感じのイラストを作成したいけど言葉で説明するのは難しいという場合には、参考にしてほしい画像を含めてプロンプトを渡すのも良いです。

いらすとやの画像を使おうと思ったが欲しいイラストがなかった場合など便利です。

アイキャッチ例

過去に同様の方法で作成したアイキャッチを2つ紹介します。

一つ目は背景、コンピュータ、飛行機を別々に作成し、後から合成しました。

二つ目は、背景と道具箱を別々に作成し、合成しました。

AIで生成した背景がごちゃごちゃとしている場合にはぼかしてあげることで、背景として使いやすくなる場合もあります。

最後に

いかがだったでしょうか。AIだけを使って思い通りの画像生成は難しいですが、パーツごとに作成することで意図した画像が作成しやすいことがわかっていただけたと思います。ぜひこの方法を参考にしてみてください。

ありがとうございました。

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