こんにちは。ファンリピートの鳴海です。
今回はAIを活用した新しいノーコードツールについて解説できればなと思います。
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Imagica.aiの概要
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革新的なAIアプリ開発ツール
自然言語生成のAIを活用したコードを書かなくても誰でもAIアプリを作成できます。
ほとんどのアプリ開発では必ずコードを書く技術や知識が必要となりますが、imagica.aiではそういった知識がない方でも創造的なアイディア次第で、画期的なアプリを作成できます。
複数の出力が可能
テキスト、動画、画像の表示やAI画像、動画の出力を行ったりが可能です。そのため、複雑でリッチなアプリケーションを作成することができ、アプリの使用範囲を広げることが可能になっています。
従来ではAI画像、動画の出力を実装すると環境によって複雑になることがありますが、標準で実装されているimagica.aiではそういった複雑なことでも可能です。
簡単な開発
開発を行う際は入力内容や出力内容の調整を行い、表示されるデザインを行うで良く、最終的なUIは標準搭載されているデザインで最終的に出力することができます。
事前に音楽アプリや運動アプリなどのテンプレートがあるので、そのアプリに基づいた開発や参考にすることができるので、操作性に困らないような設計になっています。
主な機能について
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リアルタイムデータ
pdfやテキストなどのファイルやリンクを読み込ませることが可能なので、ボットのように作成することが可能です。
例えば、株式市場のリアルタイムデータを活用することで、投資家にとって価値のある情報を提供する金融アプリを開発することができます。
また、ソーシャルメディアのトレンドやイベントの最新情報を取り入れることで、ユーザーが常に関心のある内容を追跡できるアプリを作ることが可能です。
画像生成
ユーザーが入力した内容に応じて、ロゴやキャラクターのオリジナルの画像を生成することが可能です。
この機能は特に、クリエイティブなプロジェクトやプレゼンテーション、教育資料の作成において有用です。
ユーザーは、特定のテーマやアイデアに基づいてカスタマイズされた画像を瞬時に生成し、そのプロジェクトの内容をわかりやすくするといった使い方があります。
収益化※現時点では未公開
公式ページを見てみると、近い将来、収益化機能も追加されるとのことです。
この機能が追加されると、開発者は自分のアプリを通じて、収益を生み出すことができるので、非エンジニアの方でも新しいビジネスとして使うことが可能になります。
作成してみた!
試しに英語学習のアプリを作成してみようと思います。
作成できたアプリが下記です。
登録方法
下記サイトにアクセスし、Googleかメールアドレスでログインします。
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このように表示されたら登録完了です。
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エディターでの作成
AI Appを押下します。
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そうするとテキストの入力欄が表示されるので、ここでは下記のように入力します。
「Toeic 300 level questions and vocabulary」
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+ボタンを押下します。
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/コマンドで生成画像出力、/コマンドなしだとそのままAI生成を行ってくれます。
ここでは下記のように入力します。
「Meaning, diacritics, syllables, three English example sentences, and Japanese translations of those example sentences」
下記が訳です。
「意味、発音記号、音節、3つの英語例文、およびその例文の日本語訳」
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入力完了後にRUNを押下します。
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右側に下記のように出力されたらOKです。
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出題された問題の単語も表示させたいので、入力した内容を押して、+ボタンを押します。
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下記のように入力して、同じくRUNを押下します。
「Extract only English words as follows and output them in a numbered list
${Extracted word} : ${Japanese meaning of extracted word}」
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再度+ボタンを押下して、/split contentでRUNを押下します。
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そうすると、カード形式で出力されるのでこれで開発は完了です。
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公開してみよう
Click here to add contentを押下します。
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左側の赤枠の箇所を押下します。

追加されているのを確認後に、再度Click here to add contentを押下します。

Publishを押下すると、公開できます。
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今回作成してみたアプリは下記になります。
まとめ
今回はimagica.aiについて解説しました。
簡単な操作でアプリを作成することができるので、言語学習や簡単なAIチャットアプリを作成するときに便利だなと思いました。