ユナイテッド株式会社 DXソリューション本部 Vice President 岡部 健二 様

ユナイテッド株式会社 DXソリューション本部 Vice President 岡部 健二 様

「高品質なアウトプットを高速で出していただけるファンリピートさんは、あらゆる面で信頼できるパートナー企業だと感じます。」

ユナイテッド株式会社 DXソリューション本部 Vice President 岡部 健二 様

2007年にユナイテッド社の前身であるngi mobile株式会社に入社。2018年アプリマーケティング事業本部長に就任し、広告プロダクトの企画開発・提供を統括。広告代理事業からアドテクノロジー事業へのトランスフォーメションを主導・推進。2021年4月からはDXソリューション本部の立ち上げに従事

目次

目 次

ユナイテッド様との取り組み/プロジェクトの概要①

プロジェクトの背景

・ユナイテッド様のクライアント社内にて、非常にアナログな作業が残っており、ノーコードツールを活用して効率化する取り組みを行っていた
・システムの性質上、品質担保の重要性が高かった

当社からの提案/支援内容

・要件仕様、テスト仕様のレビュー実施
・技術課題に対するソリューション提案

プロジェクトの成果

・ファンリピート社によるテスト設計を含めた上流工程の支援により、高い水準でシステム品質を担保することに成功
・プロジェクト後、数回のリリースを行ったが、不具合の発生がゼロに抑えられている

ユナイテッド様との取り組み/プロジェクトの概要②

プロジェクトの背景

・クライアントの要望にお応えしていくために、ノーコード開発の知見を共有できる体制を整えていく必要があった

当社からの提案/支援内容

・技術課題へのアドバイザリー支援
・プロジェクトリスクの評価を実施

プロジェクトの成果

・技術関連の知見を共有できるようになり、メンバーが安心感をもってプロジェクトを進められるようになった
・プロジェクトのリスクについて事前に洗い出すことができて生産性が高まった

ユナイテッド様との取り組み/プロジェクトの概要③

プロジェクトの背景

・ユナイテッド様のクライアント社内にて、Excelで行なわれていた営業管理業務が煩雑化していた
・ノーコードツールを用いて、営業管理システム構築の支援を行うことに決まったが、非常に短い期間で要件定義を行なわなければいけなかった

当社からの提案/支援内容

・要件定義、設計の実施
・システム開発支援
・テスト仕様の作成

プロジェクトの成果

・タイトなスケジュールの中での段取り、マイルストーンの設定、クライアントとのミーティングなど期限内にプロジェクトを進められた
・その結果として、短期間でもしっかりと要件定義を行うことに成功
・開発についても想定していたよりも非常に早く完了させることに成功

まずはユナイテッド様の事業について教えてください


ユナイテッド社のDX支援サービス「ピタシス」: https://nocode.united.jp/ 

ユナイテッドでは中長期に渡って独自性のある強みを築き、持続的な成長を実現するために当社の存在意義を示すパーパス「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」を2022年4月に制定しました。

パーパスの実現に向けて、成長期待事業であるDXプラットフォーム事業とインベストメント事業が両輪となり、事業間連携を強化することでシナジーを創出し、社会貢献のインパクトと企業価値の向上を図っていくことが、ユナイテッド全体の事業方針となります。

このような事業方針のもと、DXソリューション事業本部では企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)※1を支援するコンサルティングサービスを提供しています。

※1 デジタルトランスフォーメーション(DX):企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、 業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。(経済産業省「DX推進指標」)

これまでご支援させていただいたプロジェクトにつきまして、それぞれ概要をお伺いできますでしょうか

CASE01: アナログ業務を効率化するシステムの上流工程支援をさせていただいたプロジェクト

このプロジェクトは、クライアント社内にて、非常にアナログな業務が残ってしまっており、その作業負荷がかかっている箇所をノーコードを使って効率化できないかというご相談をいただいて案件化しました。

本件は、システム品質の高さが重要となるプロジェクトでしたので、ノーコード開発の実績や知見を豊富に持たれているファンリピートさんに上流工程支援のご依頼をさせていただいたのです。

具体的には、上流工程やシステム要件の部分をレビューいただいた上で、採用を見送ったほうがいい実装手法や、品質を担保するために必要なテスト仕様検討の2点をお願いしました。

このプロジェクトは現在も稼働しており、経過は順調です。今期のリリースは全て終了し、来期に向けて準備中というフェーズですが、「新しくこういった機能をつけたい」というご相談をいただき、現在はすり合わせをしているところです。

CASE02: 技術アドバイザリー業務を担当させていただいているプロジェクト

弊社のクライアントからは、ソリューションの提案・提供を進めて行く中で、いろいろなニーズや要望が出てきます。

それらのニーズ、要望を満たすシステムが実際にノーコードで実現できるのかどうか。実際の運用を見据えたときに、数あるコードツールの中からどういうツールを使えばいいのかといったことを決めていく必要があります。

それらも含めて、我々はファンリピートさんと提携し、ノーコード開発のパートナーとして、ノーコードについての知見を共有できる体制を整えています。

CASE03: 営業管理システムの要件定義・開発をご支援させていただいているプロジェクト

このプロジェクトは、クライアント社内にて、限られたリソースで事業を進められていました。

そのため、いろいろな業務において人手が足りていません。結果として、営業業務が効率化されておらず、お客様に対し取るべきアクションが取れていませんでした。

当時は営業管理のシステムをExcelで運用管理していたのですが、更新が煩雑化してしまっていました。加えて、ファイルが重くなったり壊れてしまうなど、営業プロセスを正しく管理できなくなってしまっていたのです。そこでExcelからの脱却を図るため、ノーコードでシステムを再構築することにしました。

このプロジェクトでは、上流の要件定義から実際の開発の部分まで、すべての工程でファンリピートさんに参画していただき我々のPJTメンバーと連携してプロジェクトを推進しました。

御社で発注先を選定される中で、最終的に弊社をお選びいただいた理由は何かありましたか?

会社を選定するにあたり、さまざまなノーコード開発、受託開発を行っている会社をリストアップしました。10社くらいに候補を絞り、それぞれの会社に連絡を取った上で、最終的にファンリピートさんに決めました。

ファンリピートさんに決めた理由は2つあります。1つめは、レスポンスが非常に早く、丁寧だったことです。2つめは、相談した約10社の中で一番、安心感や信頼感があったことです。他の会社は、レスポンスがなかったり、ストレートな回答をもらえないということがあったのです。

費用面については、企業によってまちまちでした。正直、ファンリピートさんが一番安かったわけではないのですが、安ければ良いというものでもありません。妥当かつ品質を担保してもらえそうな会社だと感じて発注させていただきました。

発注後の弊社の仕事の対応や印象について何かありますか?

ファンリピートさんにご支援いただいてまず最初に感じたのは、「想像していた以上にサポートが手厚い」ということでした。会社によっては「お願いされたところだけはきちんとやるけど、それ以外のところはノータッチ」というところもあります。

しかし、ファンリピートさんの場合は、プロジェクト全体を俯瞰して、お願いしていない範囲まで見た上で「この点は注意しておいた方がいい」などの示唆をもらえました。

コミュニケーションも非常に取りやすいですし、スピーディーにしっかりとしたアウトプットをもらえるので、満足度は非常に高いですね。

他社さんの場合は、「窓口担当者」「実装担当者」「プロジェクトマネージャー」などが別々にいるケースが多いです。その場合、こちらの要望を別々の人に話をしなければならず、複数の領域をまたぐときにコミュニケーションが難しいことがあります。

ファンリピートさんの場合は、フロントに立っていただいているプロジェクトマネージャーさん1人だけに伝えればすべて理解してもらえますし、どういう対応をしていけばよいのかアドバイスをもらえますので、そこが非常にやりやすいと感じます。

また、質問をしても他社だと「わかりません」で終わってしまうような点でも、ファンリピートさんは何かしら必ず回答をくれるので、そこも魅力的ですね。

各プロジェクトの肝となる要件定義・企画提案といった上流工程のご支援という観点から、良かった点をお伺いできますでしょうか?

現状、クライアントが想像していた通りのシステムを各プロジェクトで実現できています。これはファンリピートさんが、要件定義に必要な要素をすべて備えているからだと感じます。コミュニケーションを密に取りつつ、構築のプロセスもしっかりとしており、非常に満足度が高いです。

また、各業務において、我々が想定している締め切りよりも、ほぼ8割方早い締め切りを提示してもらいました。提示してもらったスケジュールが我々の想定よりも遅いと、交渉などいろいろやらないといけないことが増えますが、ファンリピートさんはそのあたりのコミュニケーションコストが無く、ノンストレスでプロジェクトを進められるのが非常に良いですね。

また、実際の開発においても非常にスピード感があり、テストをした結果、バグもほとんど発生しませんでした。スピーディーかつ高品質にシステムを開発してもらえた点も非常に満足しています。

今回、弊社にご支援を依頼された成果について、それぞれお伺いできますでしょうか

CASE01: アナログ業務を効率化するシステムの上流工程支援をさせていただいたプロジェクトの成果

もともと品質担保の重要性が高かったプロジェクトにおいて、ファンリピートさんにテスト仕様のレビューなどを実施していただいたことで、不具合の発生がゼロに収まっております。

ファンリピートさんにご支援をいただいた後に3、4回ほどリリースがあったのですが、すべて不具合の発生がゼロでした。これは大きな成果だと思っています。

CASE02: 技術アドバイザリー業務を担当させていただいているプロジェクトの成果

システムを作って不具合が頻発してしまうと、クライアントのオペレーションを止める事態になりかねません。

ファンリピートさんは「その要求は実現できる」「実現できるが、この点は留意して進めた方が良い」と的確なアドバイスをくれるので、メンバーが安心感をもってプロジェクトを進められました。

また、プロジェクトのリスクについてもアドバイスしてもらえるので、技術面での不安要素を事前に払拭でき、PJT推進におけるメンバーの生産性も高まったと感じています。

CASE03: 営業管理システムの要件定義・開発をご支援させていただいているプロジェクトの成果

このプロジェクトは要件定義の期間が、わずか1か月弱しかありませんでした。タイトなスケジュールの中でも段取り、マイルストーンの設定、そしてクライアントとのミーティングなどを期限内に収めていただきました。その結果として、短期間でもしっかりと要件を定義できたのが最大の成果ですね。

開発については比較的スケジュール的に余裕があったのですが、想定していた以上に早く出来上がりました。我々が考えていたスケジュールだと「4月までかかっても仕方ないかもね」という印象だったのを、3月中に納品までこぎつけていただけたのも素晴らしい成果だと考えています。

他に弊社へのご要望、ここを改善してほしかったなどございましたか?

上流工程から開発のところまで、一通りファンリピートさんに支援いただきましたが、特に不満はありません。

強いて言うならば、クライアントとの定例ミーティングなどで、何を議論するのかといったアジェンダの設定や、議論を促進するためにどのような材料を準備すればよいのか、といったところまで、ファシリテートしてもらえたり、マネジメントしてもらえるとすごく良いなと思います。

最後に、弊社を他社に紹介すると想定した場合のコメントをいただけますか?

ファンリピートさんは、できることとできないことを明確に切り分けて返答をしてもらえます。提案いただいたスケジュールも必ず守ってもらえますし、それに加えて当初のスケジュールよりも前倒して対応してくれます。

「bubble」だけでなく「PowerPlatform」系など幅広いノーコードツールで実績・知見を持っていること、さらにtoC、toB向けなど、さまざまな目的に応じたシステムを開発していていること。とにかくあらゆる面において「非常に信頼できるパートナー企業」であるといえますね。

今回のプロジェクトを終えてファンリピート竹村が感じたこと

ユナイテッド様からは様々なご相談を頂戴し、複数のプロジェクトに参画させていただいております。各プロジェクトを通してさまざまなことを勉強させていただきました。

比較的タイトなスケジュールで進めなければいけないプロジェクトが続いたこともあり、しっかりとしたクオリティのお仕事をさせていただくことに注力しておりましたので、ご満足いただける成果が出せたことに安堵しております。

今後、弊社の支援により「難しいプロジェクトを成功させられた」というお客様をもっと増やせるよう尽力していきたいと思います。

改めまして、この度は弊社までご発注いただき誠にありがとうございました。今回、ユナイテッド様のお力になれたことを大変光栄に感じております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

お客様情報

会社名:ユナイテッド株式会社
URL:https://united.jp/
設立:1998年2月
事業内容:DXプラットフォーム事業・インベストメント事業・アドテクノロジー事業・コンテンツ事業
※掲載している内容は取材を実施した2022年3月当時のものです。

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